知っておきたい住宅ローンの審査NAVI

住宅ローンの審査の流れや基準、必要なもの、審査にかかる日数など審査の前に知っておきたい基礎知識をまとめました。


住宅ローンの審査にかかる日数を知ろう

住宅ローンの審査にかかる日数を知ろう

住宅ローンを申し込んでから実際に審査を通過するまで、どの程度の日数がかかるのか、なかなかに気になるところですよね。ここではそんな住宅ローンの審査に関する日数について解説していきましょう。まず、不動産売買契約あるいは建物工事請負契約の前に審査してもらう事前審査から。これは金融機関が申し込み者の信用情報や勤務先、収入などから借り入れをしても大丈夫か審査するものです。金融機関などによって異なりますが、1週間程度はかかると思っておきましょう。ただ、最近はかなり早く審査をしてくれる会社もあり、中には3営業日程度で終わってしまうところもあるようです。少しでも早くしたい場合は、金融機関ごとの日数を確認しておくといいでしょう(不動産会社からもアドバイスをもらえるはずです)。  

なお、ここでは物件の担保評価についてはほとんど見られません。あくまで借りる「人」についての審査です。事前審査が通れば契約締結となり、その後、本審査に移っていきます。本審査というのは、こちらが住宅ローンを支払えなくなった際に代わりに支払いを行ってくれる保証会社が行う審査のこと。事前審査に通過して入れば基本的に大丈夫なようですが、場合によっては落とされるケースもあるようです。たとえば物件の担保評価が足りなかったり、事前審査では見つからなかった借入が見つかったり。本人が忘れていた借入が存在しているというケースもよくあります。その場合は、本審査に出す前に個人信用情報をチェックしましょう。CICやJICC、全国銀行協会といった機関があります。本審査にかかる日数は1〜2週間程度でしょう。  

これが終わると結果の書類が郵送されます。書類の郵送にかかる時間は事前審査、本審査ともに5日前後といったところのようなので、全てを合わせると1ヶ月程度といったところでしょうか。先ほども言ったように金融機関などで状況は変化しますが、最低でも1ヶ月は見ておいた方がいいと思います。長ければ2ヶ月程度かかることもあるので注意。審査自体にそこまで時間がかからなくても、書類郵送などに時間をとられてしまうのがもどかしいところです。ちなみに、不動産売買契約を締結する際には、ローン特約の期限や決済(残代金の支払いと物件の引渡し)の期限が契約書に明記されていますので、そのスケジュール通りに進める必要があります。不注意であっても本人の落ち度で期限を過ぎた場合、違約金が発生することもありますので、十分注意してください。

CIC
http://www.cic.co.jp/

JICC
http://www.jicc.co.jp/

全国銀行協会
http://www.zenginkyo.or.jp/