知っておきたい住宅ローンの審査NAVI

住宅ローンの審査の流れや基準、必要なもの、審査にかかる日数など審査の前に知っておきたい基礎知識をまとめました。

知っておきたい住宅ローンの審査NAVI

住宅ローン審査の基準を知ろう

住宅ローンにはきちんとした審査の基準があります。審査対象は大きく2つで、それは購入する物件の担保評価と、ローンを借りる人の返済能力です。前者について、住宅ローンを借りる際には金融機関は担保として物件に抵当権をつけます。つまり銀行の評価額以上の金額を借りることは難しくなるのです。説明し始めるといろいろあるのですが、ここでは後者について詳しくお伝えします。

借りる人の審査においてまず見られるのは、申込時年齢と完済時年齢です。一般的に借入時は20歳以上70歳未満、完済時年齢は80歳までというところが多いです。たとえば35歳で住宅ローンを組めば、最長で45年です。ただし、借入期間が35年以内の金融機関の場合はそれに準じます。また、60歳を超えて安定的な収入があると見込めるケースは少ないため、それより短い返済期間でしか審査が通らないケースもあります。続いては年収と返済比率。返済比率とは、ローンの年間返済額を年収で割ったもの。年間返済額が150万円で年収が500万円なら、返済比率は30%となります。審査基準は各金融機関によって異なり、25〜40%程度です。そして、自分の仕事に関する情報も非常に重要。勤続年数については基本的に3年以上が目安と言われています(ただし、キャリアアップの転職をした直後などで勤続年数が短い場合は例外)。

勤務先については大企業であればあるほど安定性が高く、信用度もアップします。大企業はよっぽどのことがなければ急に倒産などがありえませんからね。やはり貸す側としても安心感があるのでしょう。もちろん中小企業だから借り入れ不可能ということはありませんが、大手企業の人と比べると審査が厳しくなってしまうことは覚えておきましょう。自営業の人の場合も勤続年数3年以上という目安は変わりませんが、収入については安定性が不確かなため、過去3年の所得から判断されます(確定申告書の提出が求められます)。

さらに、個人信用情報も審査の基準の一つ。過去に支払いの延滞などをしていると、その記録が5年程度は残ることになっており、この場合は借り入れが難しいと言われています。金融関係でトラブルを起こしたことのある方は注意してください。加えて、健康状態についても要注意。ほとんどの住宅ローンでは団体信用保険への加入が条件となりますが、極端に健康状態が悪いとそれに加入できないことがあります。なお団体信用保険とは、住宅ローンの返済中にローン契約者が死亡または高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高に相当する保険金を支払い、ローンが完済となる制度のことです。